アメリカは車社会ですので常に交通事故の危険が付き纏います。日本人の間でよく聞くのは「後ろからぶつけられた」という場合の事故です。信号待ちの時に多いようですが、前方不注意のドライバーによる追突が主な原因との事です。ドライブレコーダーがあればそれも証明になりますが、その有無に関わらずやらなければならない事が幾つかあります。

 

1.自身や同乗者の状態確認(まずは怪我をしていないか、意識があるかを確認)

2.警察に電話をする(道路の名前、目印になりそうな建物も伝えてください)

3.相手の車のライセンスを写真に収める(携帯電話で撮影しておいてください)

4.事故の状況をなるべく多くの画像に収める(保険会社に提出するため必要です)

5.道路状況も写真に収める(これも事故の状況を保険会社に説明する際に必要です)

6.警察官が来るまで相手とは話さない!(話しかけられないように距離を置くのも有り)

 

よく「免許証や保険番号の交換を!」と教えているサイトもありますが、それはあなたの安全を守る上でむしろやってはいけない行為です。それらは全て警察官が現場で行いますし、あなたがそれをする必要はありません。むやみに個人情報を相手に晒す行為はしてはなりません。家に押しかけてでも来たら大変です。

また、相手が逃げようとしてもそれを追いかけてはいけません。危険です!
あなたはその事実だけを現場検証に来た警察の方にしっかりと伝えてください。ぶつけられた挙句、相手も逃げたと分かれば警察がそれをレポートに記載してくれます。保険会社はあなたの保険料を上げるとかいう話もよく噂で耳にしますが、基本的にポリスのレポートであなたが被害者である事が証明された場合においては保険料は上がりません。


最も重要なことは、事故で気が立っている相手ドライバーさんとの距離を置く事です。間違ってもその場で口論や暴力行為などは起こさないでください。余計な問題が増えるだけです。

 

上記の1-6を行い、帰宅後は保険会社にメールで詳細を送ってください。事故が起きた時間なども忘れず記入してください。場合によっては手書きの絵などを用意しても構いませんので、とにかく相手に上手く伝えることを心掛けるようにしましょう。
面倒臭がらずに必ずメールで送って痕跡を残してください。電話での会話はお勧めしません。