自分一人の頃はそうでもなかったのですが、結婚して、特に子供が出来てからは子供の定期健診がありますので必然的に病院に行く機会が増えます。
医療保険の事なんかも知っておいた方が良いと思いましたので、我が家の場合を例に出して少し書いてみたいと思います。(2021年時点の話)
先日、末っ子の定期検診に行って参りました。
子供の月齢が小さければ小さい程、定期検診に行く頻度は多くなり、4、5歳以上くらいになってくると大体が1年に1回の定期検診をかかりつけ医(Pediatrician)で診てもらいます。末っ子はまだ小さいので半年に1度の定期検診があります。
加入している保険によっても細かいシステムは異なりますが、基本は子供の保険が適用内(Covered)の小児科医(Pediatrician)を自分で探し、小児科医が新しい患者(New patient)を受け付けているかを確認の上、保険会社にその小児科医の情報を登録(Assign)してもらい、初めて小児科医にかかり、そして保険会社が支払いに応じることができる。。。といった流れです。(本当に面倒くさい!)
そうして保険会社に登録(Assign)された近所の小児科医に子供たち全員を診てもらっています。
どうやって子供たちの小児科医を選んだかというと、まずは保険会社のサイトから子供たちの保険がカバーできる小児科医を近所で検索をかけ、その検索に引っかかった小児科医の先生をひたすらGoogleで調べます。
* どんな感じの病院なのか?
* どんな先生なのか?
* 先生の人相だったり雰囲気はどうか?
* 小児科医としてのキャリアはどれくらいあるのか?
* 家からの距離はどれくらいなのか?
* 病院、先生のレビューはどうか?
上記の様な事を調べて、総合的に判断して選びました。
我が家の場合は、レビューが良かった病院で、まだ小さい子もいますし「女性で優しそうな感じの先生」というポイントを重要視して選びました。
子供が小さいと病院に来た時点でナーバスになり、検診も触診も問診も予防注射も、いざ「やる時」になって泣いたり駄々をこねたりと修羅場になる事があります。(笑)
ですのでなるべく我が家の子供たちに受け入れられやすそうな先生を選びました。
コロナが流行しているとされてからは以下の事が行われるようになりました。
①前々日くらいの予約確認の電話時点で、熱や咳などの症状がないか。
②全員マスク着用必須(もちろん幼児も)と念を押される。
③待合室の座席が、健康者と病人に別れる。
ちょっと分かりづらいですが座席の上に健康者用、病人用と書かれており、それぞれが離れた位置に置かれていました。
我が家の子供を担当してくださる看護師さんにドアの所で名前を呼ばれ、いざ定期検診がスタート。もう何回も子供たちがお世話になっている女性の看護師さんです。
定期検診で一体何をするのかと言うと・・・
①測定室でその日の担当の看護師さんに身長、体重、頭囲を測ってもらう。
②指定された個室に行き、その看護師さんに血圧、血中鉄分量を測ってもらう。
③いよいよ小児科医が来て、問診、触診(耳、鼻、口、頭、体、バランス)をしてもらい、気になる点や質問があったら話し、小児科医からもその月齢児の注意点等を教えられ、それで終了!といった流れです。
病院到着から、検診終了まではざっと一時間くらいでした。だいたいいつもこんな感じだと思います。
検診も全く問題なく、『健康体』のお墨付きをもらい、受付のお姉さんにスティッカーを貰ってご機嫌で帰路につきました。
とりあえず脚にベタベタ貼ってました。(笑)
我が家の保険は、ありがたいことに定期検診や夜間病院にお世話になる時にも、Copay(コーペイ/その場での患者負担額)が無いので、小児科で払う金額が0ドルです。
しかも保険会社が子供たちの検診代、予防接種代、ラボ代、血液検査代等の全額カバーしてくれるので本当に助かっています。
1回の定期検診で1人$200、$300(2、3万円)は軽くかかるんですよ!
アメリカの医療&保険については、本当にややこしくて分かりづらくて高額で頭の痛い問題なんです。(社会問題になっているのに大きな利権が絡んでいるので100%解決されることは無い)
ちなみに、保険内容によってはDeductible(保険会社が支払う前に自分で一定の決められた払わなければいけない自己負担額)が発生するものもあります。
そのDeductible分を自分で支払った後、保険会社が残りをカバーしてくれる内容なので、めったな事では医者にかからないをモットーに日々「健康第一」で生活しています。
アメリカは医療費が問題で破産する人が大勢いる国。
保険選びはとても重要です。場合によっては日本で治療を受けたりする方もいますね。
入院費用10万ドル(1000万円の感覚)なんて事が普通にありますので、皆さんもくれぐれも健康第一で頑張りましょう!
ヒロ先生
ミチコ先生
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