こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです! アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本について等、幅広くお伝えしているブログです。
今回は最近「犬」を飼い始めましたのでその事を書いてみたいと思います。
子供たちからずっとリクエストされていた事、それが「犬を飼いたい!」でした。
親としては「生き物を育てる」という事を子供の時に経験しているのは良い事だと思っていますので、このリクエストには答えてあげたい気持ちでいたのです。
ただ私と妻との間でどーーーしても外せなかった条件、それが「飼うなら柴犬!」という点でした。そして聞いてみると子供たちも柴犬がいいとの事。
それで子供たちには黙っていながらたま~にネットで探したり、ペットショップに見に行ったりしていたのです。
そして先々週、何度か通った事があるペットブリーダーで、ついに「柴犬が入荷予定」という情報を得ました。生後二ヶ月の子です。
先週の半ばに入荷されたその子。私たちは仕事もあって見に行く事が出来ないまま日曜日を迎えました。「もしかしてもう誰かに買われてしまったかも・・・。」と思いながらも、とりあえずまずは見てみたい!という事で行ってみたのでした。
すると、その子はまだ飼い主が見つかっていない状態。とりあえず子供たちと一緒に遊ばせてもらうことに。
子供たちはもう凄い喜びようです。
まだ買うという話はしていないのに・・・。
でも、子供たちのこんな嬉しそうな顔を見たら、やはり親としてはウチで飼おうという気になるものです。ブリーダーさんと話をし、その場で即決致しました。
そんなわけで10月25日に我が家の一員となった赤ちゃん柴犬。
名前はやはり和名で!ということになり「八千流(やちる)」に決定致しました。
女の子です。
これから大切に育てて行きたいと思っています。
ところで、このペットビジネス。システムとしては完全に人身売買なわけです。
私が子供の頃は近所で飼われている犬が子供を産み、それを欲しい人が引き取るなんて事が普通にありました。
家の中で飼っている人もまだ少なく、庭に犬小屋があり鎖で繋がれているというのが一般的。ご飯も人間の残飯を食べる・・・といった具合です。
たぶん私と同年代かそれ以上の方なら「そうだったよねー!」となる話ですが、今はむしろ室内で飼っている家庭ばかり、餌も専用、おもちゃや洋服まであります。
実の子の様に可愛がる家庭、恋人はいらないけどペットは欲しいOLさんなど、一昔前とは随分変わりました。
そしてペット産業は比例してどんどん大きくなりました。
そしてその裏で、ペットの価格は上昇。周辺アイテムも凄い充実ぶり。しかし、その高騰した価格のせいで誰にも購入してもらえず、売れ残ってしまう子たちが出てしまうのも事実なのです。そしてその子たちはどうなってしまうのか、あなたはご存知ですか?
ブリーダー(という名のファーム)に戻され、繁殖用として生きていくか、もしくは殺処分されるか。。。運がよければボランティア団体による里親探しで飼い主が見つかることもありますが、中には本当に可愛そうな結末を迎える子もいるのです。
我々に出来る事は、飼い主となった以上「責任を持って」一生大切に育てていく事だと思います。命の尊さを学び、物ではなく同じ生命として、仲間として、家族として生活を共にしていく。それが大切だと思います。
子供たちには是非、この新たに迎えた家族から生命の尊さを学んで成長してほしいと思います。親としてはその手伝いと教育をしっかり行っていこうと思います。