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不景気になってきた?

こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです! アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本について等、幅広くお伝えしているブログです。

 

今回はオーランドの景気についてです。

 

ずばり、8月になったら不景気になってくるだろう・・・と思ってはいたのですが、実際に人々がお金を使わなくなりましたね。

コロナで、というのは前提なのですが、それ以外の原因としては主に・・・

 

  • 8月から学校が始まった
  • 失業者への「プラス$600」キャンペーンが終わった

この二つが大きいかと思います。

 

学校が始まるときというのは毎年その前後(始まる直前と直後)に少しレストランが暇になります。生活のマインドが変わる時とでも言うのでしょうか?

襟を正すと言いますか、外食が減る傾向にありますね。

 

しかも日本と違って文房具を大量に買わされるので、お子さんが複数人いる家庭はそれだけでなくカバンや洋服なども新調したりするのでお金がかかるのです。

その結果、外食したり自分の趣味やらにお金を使うのが減る傾向にあるという事です。

 

 

それと二番目の理由として挙げたのが「失業者への$600の手当て」が無くなった事です。7月いっぱいまでは失業保険に加えて、更に毎週$600が支払われていました。

 

ですので失業者の多くは失業する以前よりも多く稼いでいたという、不思議な状態がここ数ヶ月続いていました。ですので人々は外でお金を使っていたというわけです。でもそれが無くなりついに財布の紐を縛り始めたという感じでしょうか。

 

お店で使うものを幾つか買うために今朝Costcoに寄ったのですが、いつもは土曜日の朝なんていえば駐車場は満杯で空きを探すのは一苦労なのに、今朝の場合はそこいら中に空きスペースがあるのです。しかもレジで全然待たない。こんなの初めての事です。

 

こういう時(+$600貰えていた時)に日本人であればそのお金を貯蓄に回すのですが、こちらの人はそもそも貯蓄をあまりしないのでこういう極端な結果になるという事ですね。

 

おそらく9月中だと思うのですが、アメリカ政府は一般家庭向けに一回切りの追加支援金を出すと思います。その時にまたどうなるのか、というところですね。

何にせよ景気が悪ければ治安も比例して悪くなる国ですので、経済対策を中心に政治家には頑張ってもらいたいと思います。