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教育の重要性

こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです! アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本について等、幅広くお伝えしているブログです。 今回は昨夜行われたトランプ VS バイデンの討論会について書いてみたいと思います。

 

今回は元2チャンネルの管理人として有名な「ひろゆき」さんが教育についての話をされていたのでちょっと取り上げてみたいと思います。

(ここから先はひろゆきさんの書かれた事を取り上げています。最後に個人的意見を書いてみたいと思います。)

 

 

◆経済格差にかかわらず、教育を受けられるようにしないとヤバイ理由

 

日本は公立学校では教育内容や先生の質に期待できないことも少なくない上に、家が貧しいと塾には通わせられず、だからといって親の頭が悪いと勉強を教えることもできない……。こういう理由で、頭のいい子供や学習意欲のある子供が勉強を諦めたりするパターンはもったいないです。

 

日本は少子化が進んでいて、必然的に優秀な人の絶対数も減っていくので、日本の発展にとって、これはかなり微妙な状況です。
というのも、国の将来の発展というのは人口と教育レベルによって決まるからです。

人口が減っていく国というのは、将来的に国内向けの商品の売り上げが下がっていきます。すると設備投資もしなく(できなく)なるし、雇用も減るので、結果的に景気も悪くなる……というのが続いていくことになります。

グーグルやアップルみたいに超絶頭のいい人を集めて、その企業だけでGDPの大部分を稼ぎ、他の人は生活できるレベルで稼ぐというやり方もありますが、そのためには超絶頭のいい優秀な人材を育てるための教育レベルが重要になります。

つまり、国の発展のためには、「人口による数」か「教育レベルの高い人たちによる質」のどちらか、または両方で攻める……という当たり前の施策が必要になります。

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◆世界の先進国では?

では、世界の先進国ではどんな状況になっているのか? というと、「頭のいい子が学費を払えずに勉強を諦めるのはもったいないので、学費は安いほうがいいよね」というのが潮流になっていたりします。

もっとも、アメリカでは、私立大学の学費は平均年間370万円で、公立大学でも州外から通うと年間230万円ぐらいかかるなど学費がべらぼうに高いわけですが、きちんと勉強した人しか卒業できない、つまり大学を卒業した人は優秀であることがわかるので、それなりに収入の高い仕事が待っています。でも、日本は大学を卒業しても、いまは収入はそこまで上がらないどころか就職もままならなかったりするのです。

ただ、日本の大学は、入学も卒業も簡単なところがあるので、今後世界と戦うことになる子供たちは、仕事ができない人であっても大学を卒業していたほうが世界基準では信用度が高くなります。

 

 

◆大学に行っておいたほうがいい

昨今、「大学は意味がない」なんてこともいわれますが、日本だけで考えればそうかもしれないけど、インターネットで世界は狭くなっていて、仕事をする上では国境という基準がなくなりつつあることを考えると、僕は大学に行っておいたほうがいいと思うわけです。

ヨーロッパでは、地元の大学に通ったり、地元でなくてもEU加盟国の大学に通うなら大学の学費は無料という国は、オーストリア、フィンランド、フランス、ドイツ、スウェーデン……などなど結構あります。もちろん、教科書代や登録料で数十万円がかかる国もありますが、それでも日本やアメリカと比べれば安いですし、ロシアの地方の大学とかでは年間にかかる費用はテキストなどを含めて約17万円で、寮に住むのも1か月4000円くらいしかかからないなんてこともあるそうです。

という感じで、国民が安価に教育を受けられるようにすることで、将来、国を担う人の教育レベルを高くしようとしているのが、アメリカ以外の先進国の一般的な考え方だったりします。

 

では「無償化」すべきなのでしょうか? それはまた次回。

ひろゆき連載コラム「僕が親ならこうするね」]より抜粋させて頂きました。

 

さて、ここからは私ジモッティの私見ですが、基本的にひろゆきさんの考え方と全く同じです。あまりに同じ考えなのでしっくり来まして、それで取り上げたのですが。

 

アメリカも日本も教育費はそこそこ高い国なのはひろゆきさんのコラムにも書かれています。しかし、例えば国立大と私立大では学費は異なりますし、英語圏で言うなればフィリピンなんかに行って生活しながらアメリカ系の大学に行く・・・というのも賢い選択肢の一つです。学費はそこそこ高くても生活費はずいぶん安く出来ますからね。

 

海外で生活する分には日本の有名大学を出ていようが無名大学を出ていようがそこまで大差はありません。無名でも何でも良いのでとりあえず大学を出ておけばアメリカでは優位に立つのは間違いありません。何せアメリカはポテンシャル採用なんてほぼありませんし、むしろ綺麗事を並べただけの薄っぺらい履歴書こそが全てです。

 

ちなみにひろゆきさんと違う意見なのは1点だけです。アメリカ人って別に大学を創業していても有能ではありませんよ。

 

学生の時は環境が整っていたから出来ただけで、社会人になってからは全然ダメという人も多いです。キャリアから一度転落しただけで人生がボロボロになってしまうメンタルの弱さだったりも見て取れます。

 

そういう意味では大学とは学生と社会人との最後の砦の様な場所ですので、無難なレベルの大学に行きながらインターンやアルバイトなんかで社会勉強も共に行うのが一番賢い選択肢なのではないか?と感じます。特に文系の大学なんか習った事を活かす機会なんてほぼゼロですし、大変な思いをしながら学校に通うによりは社会勉強を兼ねて大学で四年間準備する方が賢いかな・・・と。

 

機会があればそのまま起業しちゃっても良いと思いますが、個人的にはちゃんとした会社で3年ほどは社会人を経験した方が常識も見につけれらて良いかなと思います。

 

いかがですか?

 

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