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遺伝子操作された蚊の問題について

こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです! アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本について等、幅広くお伝えしているブログです。

 

これはフロリダ州民にとっては大問題なので取り上げてみたいと思います。タイトルにもある通り「遺伝子操作された蚊OX513A」についてです。少し長いですが読んで頂けると幸いです。

 

遺伝子を操作した7億5000万匹あまりの蚊を、2021~22年にかけて米フロリダ州フロリダキーズに放つ計画が、地元当局に正式承認された・・・と報じられたのはご存知かもしれません。ですが、もう少し深堀りしてこの件をお伝えしたいと思っています。

 

この計画に対しては地元住民が反対運動を展開してきた経緯があり、環境保護団体は「ジュラシックパーク実験」と非難しています。

 

この「遺伝子操作した蚊」を開発しているのは英国バイオ企業のオキシテック社です。

今回フロリダの事だけにこうして取り上げていますが、実はこのオキシテック社、既にケイマン諸島、マレーシア、ブラジルなどで勝手にこの蚊を放ち実験しています。住民がそれを知ったのは遺伝子操作された蚊が野に放たれてからおよそ1年後の事だったとのこと。しかしオキシテック社はネッタイシマ蚊の生息数が劇的に減ったことを理由に自らの行動を正当化しています。

 

そもそも「なぜ遺伝子操作した蚊を放つのか?」ですが、一応理由としては「蚊」は多くの病気を媒介する、人間にとって厄介な存在だという事が理由にあげられます。デング熱やマラリアなど蚊によって媒介され病気になって命を落とす人が年間70万人ほどいるのだとか。これは確かにとてつもない数字です。

 

そこで、オキシテック社は「遺伝子操作したオスのネッタイシマ蚊」だけを野に放ちます。基本的に血を吸うのは産卵の為にエネルギーを必要としてるメスの蚊だけで、オスは吸わないからです。ですから病気の媒介には成り得ません。そしてすごい事に、この遺伝子操作されたオスの蚊と、野生のメスの蚊が交尾行い産卵したとします。すると、当然その卵が孵化するわけですが、成虫になる前幼虫内になんとメスだけは死滅するのです。そういう風に遺伝子が組み換えられています。ですから結果的にメスの蚊が減り、病気の媒介も減る・・・という「理論」です。

 

これだけを聞くと素晴らしいことの様にも聞こえます。しかし恐ろしいのはここからです。

 

すでに専門家が指摘していますが、OX513Aが功を奏してネッタイシマカが減少したとしても、デングウイルスを媒介する別の蚊であるヒトスジシマカの生息数増加を招く危険性があるのです。すでに、ブラジルではこのOX513Aがばら撒かれた結果、逆にデング熱が大流行したと指摘する専門家もいるほどです。それに、生態系に及ぼす影響も計り知れません。なぜならこれはまだ「実験」だからです。そもそも安全だと分かっていて人類に有益なものだとしたならば自国の英国内で行うのが筋ではありませんか?つまり、「危険を伴う」もしくは「他に意図がある」から外国で実験していると見て間違いないでしょう。


では、なぜこうしたリスクある「実験」が行われたのか・・・を考察する必要があります。

そのために知っておかなければならない事実、それは、このオキシテック社に経済的支援を行っているのが「ビル・ゲイツ」だという事です。「ビル&メリンダ財団」を通じて既に数億円を支援しています。

 

また出ましたね、ビル・ゲイツ。日本の竹中平蔵、世界のビル・ゲイツといった感じでしょうか。それくらい何処にでも首を突っ込む厄介な人物です。567の件でも随分はりきって「ワクチン」と騒いでいますが。

 

例えば、この遺伝子操作された蚊に「メス」も含まれていたとします。見た目は普通の蚊です。我々にはオスかメスかなど分かるはずもありません。そしてその蚊にもし刺されでもしたら・・・。不妊の女性が増えるのではないか、と思いませんか?

 

実際にインドではこの「ビル&メリンダ財団」が配布したワクチンを接種した女性が不妊になったり子宮頸がんになったりといった問題が起こりました。(あまり表沙汰にニュースにはなりません。それも何故だか考えてくださいね。)

 

今回この蚊の実験場に選ばれたフロリダキーズですが、そもそもこの地にはネッタイシマ蚊は生息していませんでした。それではなぜ今その蚊の問題があるのでしょうか?

海外からの荷物や飛行機に紛れて来る・・・なんて事は多少ありますが、誰かにばら撒かれたかもしれない・・・と考えた方が辻褄が通る話しだそうです。

 

欧米では昔から行われていた常套手段。【自分で問題を作ってその解決に名乗り出る】。これが行われた可能性が指摘されているわけです。だから地元住民は大反対しているというわけです。

 

もう一度書きます。安心・安全なものであれば自国の英国内で実験すれば良いのではありませんか?

真実はいつも我々の見えない部分に隠されています。

しかし、多少なりとその真実に近付く事は可能です。

 

すでに「Change.org」ではこの実験に反対する署名が24万人ほど集まっています。

こちらから確認出来ます。

 

フロリダの次はテキサス州ヒューストンのハリス群です。奇しくも私はフロリダに来る前にはこのハリス群に住んでいました。ですから本当に他人事ではありません。我々一般人にはこうして署名活動をする事、そして問題意識を広く拡散するという事くらいしか出来ないかもしれません。

しかし、是非多くの方にしっかりと考えて頂き、何か行動を起こして頂ければと願い記事にしました。

 

 

おかしな連中に好き勝手にされるのは断固として反対しましょう!

 

遺伝子操作した蚊を米フロリダ州のフロリダキーズで放つ計画が正式承認された/Shutterstock