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失業保険+600ドル問題

こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです! アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本について等、幅広くお伝えしているブログです。 

 

さて、今回はまたまたアメリカのおかしな問題。失業保険に+600ドル貰える点についてです。

 

コロナが騒がれて3月からロックダウンになり、先日の7月31日までのおよそ4ヶ月間なのですが、通常の失業保険に加えて$600が毎週支給されるという愚作が施されていました。

 

これ説明しますと、例えば学生のアルバイトの子が週に3日だけレストランで働いています。まぁよくある話ですよね。で、この学生の子は週に300ドルを稼いでいたとします。コロナでお店が暇になったので、アルバイトを解雇になりました。

 

そしてこの子は失業したので失業保険を申請します。するとその$300に対しての保険に加えて、さらにこの$600が受け取れるというわけです。しかも毎週。

 

つまり、もともと毎週$300稼いでいたこの子の月収は、単純に4週と考えると$1,200になりますね。

しかしこの不思議なバラ撒き政策によってこの子の収入は$1,200に対する失業保険代にプラスで$2,400となるわけです。つまり収入はおよそ$3,000に跳ね上がった。

 

頑張って働いて月収$1,200だったのが何もしないで$3,000です。

 

この$600というのが4ヶ月続くとこれだけで約$10,000になるわけです。日本人の感覚だとしたら4ヵ月間、全然仕事をしないで毎週6万円ずつ受け取れる。そしてその合計がおよそ100万円というわけです。

 

繰り返しになりますが、真面目に頑張って働いて月に$1,200にしかならなかった子が、自由な時間が出来た上に収入が倍以上になったとしたら・・・。そりゃー働かないですよね。

ってなわけで無駄な失業者が街に溢れたわけです。

 

「勤労」とか「正直」とかそういった価値観は無いのでしょうか?

まぁ無いとまでは言い切れませんが少ないですよね、アメリカは。

 

しかし民主党はこの愚作を継続せよ!と言っています。コロナを撒き散らしている側に付いている政権ですから、アメリカをボロボロにしたいのでしょうね。

それでもバイデンが良いと思っている情報弱者が溢れているわけですし、本当にどうしようもないと思います。

 

真実に目を向けましょう。お願いします。