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弁護士

こんにちは。フロリダ州オーランドのローカル情報サイト「OrlandoJP」の編集長ジモッティです! アメリカでの生活、ニュース、またアメリカから見た日本について等、幅広くお伝えしているブログです。

 

今回は弁護士についてです。

 

私はこれまでに何度か弁護士にお世話になった事があります。ビザを取得する際やその他なのですが、特に自分でビジネスをやっていると訴訟とは常に身近に存在するものだと思います。

 

おそらくアメリカにいる日本人は一番お世話になるのがビザに関する問題だと思いますが、どうやってその弁護士を探せば良いのでしょうか?

 

ロサンゼルスに住んでいた頃は日系の情報誌がありましたし、そこからの情報というのも1つの手ではありました。しかし、わざと日系誌に広告を載せて日本人をカモにしている弁護士というのも残念ながらいました。実名こそ伏せますが本当にそういう悪徳弁護士がいるのは事実です。

 

アメリカはご存知の通り訴訟大国です。しかし、通常そんなに簡単に訴訟は出来ません。というよりお金がかかるので出来ません。

 

例えば相手の過失によりこちらが負傷した、こういうケースであれば弁護士は引き受けます。しかも病院で診察済み、もしくはポリスレポートがされていれば確実です。

なぜならほぼ100%勝訴出来ますし、示談になったとしても稼げるから弁護士は依頼を受けるのです。こういった場合は成功報酬が大半です。つまり最初にお金を払って雇う必要がないので訴訟する側としても楽です。

 

しかし、例えば名誉毀損とか、ビジネス上のトラブルなど、こういったものは基本的に前払いです。それも勝訴出来るかどうか分からないのに最低1万ドルから2万ドルは必要になってきます。しかもその後ちゃんと弁護士が仕事をしているかどうかも分かりません。ですので払ったとしてもそのお金は損するだけ・・・というケースが多々あります。

 

そういった問題を防ぐためには、

 

1.そもそもトラブルを起こさないように普段から気を付ける。

2.直接の友人・知人から弁護士を紹介してもらう。

3.専門の弁護士を雇う。幅広く仕事をしているところはNG。

4.かなりレビューの数が豊富な弁護士を幾つかあたる。

5.お金の事は事前にキッチリ明確にしておく。

6.やり取りは全てメールで。電話での会話はしないで全て証拠を残しましょう。

 

こういった事が必要です。

 

特に日本人はNo.5の「お金」という部分に踏み込めない人が多いので、そこは本当にキッチリやってください。ちゃんとした弁護士はこちらがしっかり理解できるまで内容を説明します。それをしないところは避けてください。

 

アメリカは訴訟の数も多ければそれで動く金額も半端ではありません。

払う側も受け取る側も人生が激変する金額です。

もしもの時の為にしっかりと頭に入れておきましょう。