帰国子女の進路

アメリカで生まれた、もしくは育ったお子様が、高校や大学は日本で教育を受けたい!というご家庭もあるかと思います。そこでこのページでは、その場合どうナビゲートして行けばいいかなどの情報を載せていきたいと思います。

”帰国子女”を生かせる教育

「帰国子女ならではの特性」とはどういう意味でしょうか?「英語ができる」をはじめ、「自己主張をきちんとすることができる」「コミュニケーションスキルが高い」「グローバル化に対する感覚に富んでいる」「他人の個性を尊重し、自分も個性的である」「古い考え方にとらわれない」などさまざまあると思います。しかし、実際に子育てをしてお分かりの通り、これら全てを兼ね備えた帰国子女などいません。なかには英語が嫌いな帰国子女だって、自己主張が苦手な帰国子女だっています。一般に広まっている「帰国子女ならではの特性」が、いかにステレオタイプなものか、実際に体験された方も多いのではないでしょうか。

学校を決めるのに何が大事か

そこで大事なのが、学校の思う”帰国子女ならではの特徴”と親として思う”帰国子女ならではの特徴”がマッチするような学校を選ぶことではないかと思います。

「特性を伸ばす教育」とは具体的にどのようなことを行うのか—ということです。英語の授業は帰国子女だけで行い、ネイティブの先生がテーマを決めて英語で議論させ、英文法についてだけは日本人の先生が教えているケースも見られます。また、帰国子女が苦手とすることが多い国語、社会科については、低学年の段階では帰国子女だけで行い、学年が上がるにしたがって一般生と同じに授業になるというパターンもあります。いずれの学校も、その学校なりに「帰国子女の特性」を捉え、さらに伸ばしたり、フォローしたりしているのです。

 

中学、高校選びに際して、親はどうしても「この学校を出ることによって、子どもの人生はどうなるだろうか」ということを重視します。しかし、それと同じくらい大切なことは、お子さんがその学校で、どんな3年間、どんな6年間を過ごすかということです。相性の悪い学校で数年間を過ごすのと、お子さんが毎日楽しんで登校できる数年間を過ごすのとでは、その後の進路や人生も大きく変わってくるかもしれません。親の視点と同様に、お子さんの視点も大切にすることが、帰国後の学校選びを成功させるために重要なのです。